イードとムスリムの友達 29Rs




ナマステ~



今日学校から帰って家にいると、
外から大きな声で誰かを呼ぶ声が聞こえました。
なんだなんだと部屋から出て見ると、
トマト売りのじいちゃんが、大声で何かを言いながら通り過ぎました。


私の住んでいる家は住宅街なので朝からよく
野菜売りの声が聞こえます。


今回はトマトでした。


「トマトはいらんかね、トマトはいらんかね、
新鮮だよ~安いよ~」
何て言っていたのかな?


笠地蔵を思い出しましたよ。



笠を売るじいちゃんが、
「笠はいらんかね、傘はいらんかね」
と傘を売る場面が印象的だったのを。



そんなことを思いながら、トマトが食べたかったので買いに行ってきました。



streetstyle


30Rsでたいして買えたので、
今度他の野菜も買ってみたいと思います。






下の写真は、イスラム教のお祭りイードの様子です。



今月2日はヒジュラ歴(イスラーム暦)で1438年12月10日でした。
このヒジュラ歴の12月10日から4日間お祭りが続くそうです。


おもしろいですよね。同じ時間を過ごす人の中で思っている暦が違うなんて
ということで、イードというお祭りが気になるので少し調べてみました。



イードとは、イスラム教の祝日で、ラマダーンの終了を祝う大祭です。
イードはアラビア語で祝宴を意味するんだとか。この日は世界中のムスリムによるサウジアラビアのメッカへの毎年恒例の巡礼が行われます。


そしてこのお祭りは日本では犠牲祭とも呼ばれているそう。
その理由は友達が教えてくれた話で理解しました。


この祭りでは、神のために異色の動物を犠牲にしなければなりません。
私たちはヤギを切った後、その肉を貧しい人に配布し、
ヤギの肌は寄付する。
この背後にある理由は非常に興味深い話です!


と言っていました。
その後youtubeでこの儀式の動画を観ようとしたんですが、
可愛そうで観る勇気がなかったので断念です。


その友達が送ってくれたその料理はとても美味しそう。



この神のために動物を犠牲にするのは、
イブラーヒーム(私はアブラハムで小学校の時習ったかな?「信仰の父」)が息子のイスマーイールをアッラーフ(アッラー)への犠牲として捧げた事から世界的に始まった儀式のようです。

初日と最終日にはタクビール「アッラーフ・アクバル」と唱え、肉をふるまう事はイードにおける不可欠な要素なんだとか。



クルアーンを読んだりするとイスラム教はとても興味深いです。
そしてあまりいいイメージを持ちにくい人もいるけれど、
クルアーンの教えはもっともだと思い、ムスリムの人(と言い切れませんが)は
落ち着いて穏やかな気がします。
あの正装(クルタ)が私は本当に好きです。


明日のインド延長が決まったら、
ムスリムが多く暮らすカンプールへ行きます。




また更新します。



イードの動画を少し載せてみました。



インドで一人暮らし、またもや大問題発生 28Rs



ナマステ~
タイトル通り、インドで一人暮らしを始めました。
楽しかったホームステイも終わって、
気楽な一人暮らしのスタートです。


日本でも一人暮らしでしたが、
一人暮らしは本当に気楽で自由でこのまま一人のままがいいと思わされます。

部屋ですが、アパート?の二階を借りました。こんな感じです。




寝室には座り心地の良い椅子に勉強机もACもあるので快適です。


ちなみに部屋が全部で4つも、一人では広すぎます。



キッチンもあります。家具も一通りあるので困りません。
家の近くに野菜や調味料を買うスーパーやMILK屋さんもあるので
食事には困ることはなさそうです。


ホームステイでしたが、本当にインド料理を楽しみました。



9時過ぎの夕食の前にはおやつでサモサを食べたり
サモサは、インド料理の軽食のひとつで
具材に、ジャガイモ、タマネギ、エンドウ豆、レンズ豆などゆでてつぶした具をクミンやコリアンダーシード、ターメリックなど各種の香辛料で味付けし、小麦粉と食塩と水で作った薄い皮で三角形(三角錐が多い)に包み、食用油でさっくりと揚げたものです。


以前にも食べたことがあって、油っこくて避けていたけど  
今回食べてみたら想像以上に美味しくて驚き!サモサ美味しい~


でもこれで十分お腹はいっぱい。
夕食も美味しくて食べれるか心配という幸せな悩み事


インドの天ぷらも食べました!
日本の天ぷらに比べておかずというより、スナック感覚で食べれます。
カリフラワーの天ぷらなかなかいけます。



そんなホームステイでした。毎朝6時からお母さんが
朝ごはんと昼ご飯と、もしかしたら夕ご飯の準備を始めます。
何処の国のお母さんも、朝は早くて
子どものためにご飯を作るんですかね


もう少し寝たいと思うこともあるでしょうのに、
少しお母さんのことを思い出しました。

毎日出勤時間が違って夜も遅い時があって大変なのに、
朝には必ずご飯が炊けていて、お味噌汁に卵焼き漬物、魚が出ていました。
私たちがテレビに夢中になっている間に、準備しているんです。


なんだか、日本に帰りたい。。。。


と思っていたのに




今日日本に帰れなくなるかもの自体が発生しました。


前にパスポートを盗まれてしまったので、
新しいパスポートは既に発行しています。


パスポートを盗まれた記事はこちらです。



新しいパスポートを手に入れたまではいいのですが、
パスポートの中にはビザもあったので、
日本帰国にはビザの代わりになるインド出国を認める書類が必要でした。
今日その書類を作りにFRRO(Foreigner Regional Registration Office)に行くと、


「ビザの有効期間は3ヶ月間だよ!」
「9月10日までに帰らなければいけないよ。あなたは」
と言われました。
6か月有効ビザを確かにとったんですが、
一回入国して滞在できるのが、3か月とのこと。


なんでビザ取得した時の往復チケットで
分からなかった?(ビザ6か月が切れる数日前にネパール行きの航空券を購入している)
私の注意不足ですが、十分調べたのに足りなかったのね・・


私が持っていたのは10月6日に日本へ帰るチケットだったので、
新しいチケットを買わなければいけないということ。


前に9月3日のチケットを取って延長してもらった



ので
もうさすがに変更はできない・・・・

ということで、語学学校の先生にこれまた相談しました。



結局月曜日に大使館に行って
ビザを延長して欲しいと頼むことになりました。
そんなことできるのかな?

そこまでしなくてもこのままさっさと帰った方が、
自分の為にいいとは分かっているんです。
自分の為にもインドで関わっている人にとってもこれが最善でないことは


でも10月6日までインドにいたいし、もう
ここまできたら嫌になるまでいたいくらいの勢いです。



ということで、月曜日までソワソワ・・・



明日は少し楽しみがあります。



また更新します。

インド料理にうつつを抜かしている場合じゃない。意地悪な態度に涙 27Rs



ナマステ~


今日も語学学校に行ってきましたが、
今日は感情的になり泣きました。
そのことをシェアし残したいと思います。



日本人教師A先生(60代 女性)はこの語学学校で働いていていました。
前に一度お会いしてから日本に一時帰国していて、それから戻ってきました。
今日が最後の授業ということで、
授業を見学させていただいたり、お話しをしました。


お話しですが、彼女はこの語学学校の不満や先生の悪口を私に言ってきます。
彼女はものごとを大変はっきり言う人で、自分自身でも
「私は思ったことを他人にはっきり言います。
そして他人にすぐイライラするから、職場を転々としているんですよ。」
な~んて言っていました。


私はインド人S先生に彼女の話しをちょこっと聞いていました。
お互い価値観や文化の違いから上手くいかず、
A先生が急に南インドに行くといい困っていました。



(ケーキを用意したインド人先生)


そして今日学校が終わった後、A先生の送別会をしようという話になったわけです。
学校が終わってS先生さんが
「では、行きましょうか。」
と言いました。


外に出ると、A先生はS先生とその妹さんに言いました。
「お腹痛くなったから3人で楽しんでよ。」
S先生と妹さんは混乱、
「え、何で急に?どうしたの?」
「私はあなたのために今日はお店を準備した。」
(お腹が痛いというのが嘘なのを分かるような言い方だったので、返答は以上でした)
すると、A先生は
「私を誘ってないじゃない。なんで誘うの?」
と言います。
彼女たちが言った「では、お食事に行きましょう」が自分に向けてではなく、私に向けて言ったという風に理由を私には言いましたが、その理由を彼女たちに言いません。
「お腹が痛くなったの」
とわざと嘘っぽく意地悪に言うので、私も
「しっかり理由をいえばいいじゃないですか。」と言いましたが
「あなたたちは無意識でしているから、理由を言う必要もありません。」
と馬鹿にしたような口調で話し始め、
S先生は理由を言ってくださいと必死なのに
言わないで3人で行ってきてちょうだいの一点張り。


S先生は日本に留学していた経験があり、
必死に日本人を理解しようとしています。


このA先生の態度には私もカチンと来ました。
インド人は日本人の気持ちなどが分からないから
話す必要もないとはっきり言っているのです。
さらにむちゃくちゃな態度に発言に、
S先生は悲しかったのか泣きました。


私もA先生の態度があまりにもひどくいじわるで
S先生のことを考えると辛くて泣きました。


彼女はこれまで人と上手くいかないから職場を転々としているんです。
自分が正しいと思い込んで、
学生から「授業が分からない」というレビューが来たのを知らせると
激怒したそうです。
また学生にこの語学学校をやめた方がいいと
先生の前で私の前でも言っていました。
コソコソという仕草で聞こえるように笑って言うんです。
S先生はこれまで彼女にはさんざん我慢してきました。


今日は最後というのに、見ているこっちは悲しくて怒りもある
別れでした。
文章にすると伝えるのが難しいですが、
人生の先輩とかでもなく
同じ日本人として怒りと同時に情けなく残念になりました。


これまで転々としているのもこういった別れ方が他にもあったと
S先生は言っていました。
他人の悪口を言って、顔もそんな風にいう顔になっていました。




3人で行くことになったディナーは最高でした。
毎日インド料理でうつつを抜かしていますが、
毎日学生のことを考え奮闘する彼女たちの姿を見て
私も強く優しい人間になりたいと思いました。
自分のプランをしっかり作りたいと思います。


また更新します。