日本語を学ぶインド人学生、インドと日本の懸け橋になる為に 16Rs

ナマステ~
毎週金曜日にあるプレゼンテーションが終わった日は、
英語の上達レベルが上がったと思い込んでしまいます。
テーマも様々で国籍も様々ですから、
友達のプレゼンテーションを聞くのも面白いです。


次の記事はそのことについて書きたいと思っています。

先日の記事に書いた通り、


日本語を学ぶ学生がいるインドの語学学校へ行ってきました!
今回はその体験を書きたいと思います。
紹介していただいたたのは、
「NIHONKAI」という語学学校です。
位置はこちらをご確認ください。



車でTさんと向かうこと約1時間、待ち合わせの場所に到着。
紹介していただいたインド人教師のSさんとは、3時に待ち合わせをしていました。

向かう途中渋滞に遭ったので、待ち合わせ時間30分遅れで到着すると分かった時点で
Sさんには遅れるという連絡をするも繋がらず、
到着してからの連絡も繋がらず、
5分待っても連絡が来なかったので直接学校に行くことにしました。
(気が短い2人)

外観はこんな感じです。
中に入ると、日本語で「頭上に気をつけて」と注意書きが。
他にも日本語で書かれた文字が多く見られました。
レセプションで、Sさんに学校を紹介してもらうんだと伝えると、
Sさんは会議中だからと、少し待ってとチャイを出してくれ
なんだかの手続きをしてくれてるようでした。優しい・・・

そしてしばらくすると、日本人の教師Aさんが。
自己紹介をし、ここへ来た経緯などを話すと
インドの教育を見る上で大切な点をアドバイスしてくださり、
インドと諸国の授業形態についてお話してくださいました。

そして授業を見たいとわがままを言うと快くOKで、
教室に入ることができました。
教室に入り挨拶をし、後ろの席に座り授業を受けます。?
このクラスには男性8名女性9名の計17名の生徒が日本語を勉強しています。
年齢は20代でちょうど大学生の年でしょうか?
この学校には100人から300人いるそうです。(アバウトな説明でした)
すごい人数ですよね。

先生はインド人で、ヒンディー語で指導をしています。
細かい説明になると母語の方が
分かりやすいのでおかしくはありません。
日本の英語授業も日本語で指導していますから。
先生は日本語を上手に話し、
ホワイトボードにスラスラと日本語で書き驚きました。
生徒もゆっくりではありますが、日本語を話します。
(今回みた教室はミドルクラスのようです)

「不在連絡票」と「大運動会」のチラシを用いた授業でした。
ひらがなレベルかと思っていましたから、漢字を使っていることに
また驚きです。
さらに、よく聞くと細かい指導はヒンディー語ですが
それ以外は英語を使った授業で、またまた驚き・・・

インドの公用語は英語ですが、
とてもすごいことですよね?これって

トワイリンガルってことですもんね。

小さな教室で隠れてはいないけれど、こうやって頑張っている人がいるんだよね。
日本がいかに注目されているのか、そして日本はインド人にとって
どういう存在になっていくのか、いい意味で怖くなりました。

最後に1分間時間をいただき、
「なぜ日本語を勉強していますか?」
と聞きました。
手を挙げる文化がないのか、言いたい放題。
「日本企業で働きたい。」「日本語が面白いから。」
などの意見を聞くことができました。
何様でもないけれど、
「夢や目標に向かって、勉強を続けてください。
そして、日本とインドのいい関係を作ってください。」
と言いました。

インドの教育について知らないことが多いですが、
実際に足を運び授業を見たことは良い学びになります。
モチベーションも上がりますし。
私は今年1月にインドに来た時から、
インドで教育がしたいと思い続けています。


(3月カジュラホにて 1週間の小学校訪問中に会った少年)



自分はまだ何もできませんし、自分なら何ができるか模索中ですが、
インド教育の在り方を少しでも多くみて、自分のスタイルができればいいと思います。

色んな引き出しがあると面白いと思いますし。
開けなくとも持っているだけでないよりはいいかと思うんです。

来週Sさんを訪問し、少し生徒とお話ができたらと考えています。
日本語を教えるっていままで考えもしなかったな・・・
また更新します。